今回は昨年を大きく上回るご応募数となり、ご参加頂いた皆様には心よりお礼申し上げます。
一次通過された作品につきましては、入選作品と共に銀座会場及び京都会場に於ける作品展にて展示発表させて頂く予定です。但し入選・佳作の作品以外につきましてはいずれかの会場となります。また、2点ご出品頂いた方につきましては会場スペースの関係で1作品のみの展示となる場合もございますので予めご了承下さい。各会場毎の展示作品については下記に掲載しておりますのでご確認下さい。
「浪漫飛行」大橋ふみのり
「浮遊する回廊」社本奈美
「のせる 」石橋まり子
[佳作] 「ろうたけたる」粂原愛、 「八重垣姫にゃん」村吉佳美、 「南仏エスタン」板倉洋子 |
銀座会場展示予定(順不同・敬称略)会場:美の起原 岡部一宏、下井雄也、 佐々木恵、 鴫原宏明、 城戸久務、 前田克、 大橋登美子、 土井久幸、 藤井一至、 中川和佳 |
京都会場展示予定(順不同・敬称略)会場:ダーウィンの回廊 安藤光 、山本まゆみ 、吉岡広明、 オチキクハル、 西川弘子 、坂本憲治、 中川信子、 是永昭宏、 下田和弘、久保田ひろみ、 よでん圭子、 木村正志、 那須由希子、 苅谷礼、 杉浦寿宣 |
美の起原展 入選作品授賞式
2014年12月15日19時よりコートヤードマリオット銀座・東武ホテルにて美の起原展 入選作品授賞式が開催されました。
当日金賞受賞の大橋ふみのり様は現在フランスとイタリアにスケッチで外遊中のためご欠席されましたが、コメントをお寄せいただきましたのでご紹介させていただきます。
この度は美の起原展において金賞を頂き、大変有難うございました。これまでの人生で一等賞になったことが一度もないので一等賞とは師走のこの時期の気候によく似ているなと感じました。寒く厳しくでもどこか暖かいそのような意味です。今回授賞式に都合で出席できなく大変申し訳なく思っております。 私の現在のテーマは「移動祝彩日」です。作家ヘミングウェイの同タイトル(こちらは「移動祝祭日」)の巻頭の一文に強く心ひかれ制作しております。 「もし幸運にもパリで暮らす事ができたならばその後の人生をどこで過ごそうともパリはついてくる。なぜならパリは移動祝祭日だから」 私もエコールド・パリの作家の足跡を追って通算3年半パリに暮らしました。「移動祝祭日」を読んでみると自分の表現スタイルを模索していたヘミングウェイと重なる部分が多々あり、日本に帰国してから小旅行で訪れるパリの過去・現在の風景を自分自身のフィルターを通し今後も深く掘り下げ「あたたかみのある物語風」絵画を追求していこうと思います。
最後に金賞に選んで頂きました審査員の方々に深く感謝申し上げます。有難うございました。
大橋 史哲(ふみのり)
プロフィール
1976年 栃木県鹿沼市生まれ
2001、04~06年 渡仏 アカデミーポールロワイヤル美校に学ぶ
2003~12年 新槐樹社展入選10回(クサカベ賞1回、彩美堂賞1回)
2007、08、09年 ナショナルデボザ
ール展入選(カルーゼルドゥルーヴル・パリ)
2008、09年、10年、12年 デッサンと水彩画のサロン入選(グランパレ・パリ)
2010年、12年、13年 サロンドートンヌ入選(エスパス シャンペレ・パリ)
(シャンゼリゼ通り特設会場・パリ 12年)
サロンドートンヌチベット展招待出品)
講師
グループ Padam padam 日光 (栃木県日光市)
社会福祉法人 鹿沼希望の家 (栃木県鹿沼市)
株式会社 カルチャー(けやきウォーク/群馬県前橋市)
アトリエおーはし(栃木県鹿沼市)
桐生教室 シャインステーション2階
よみうりカルチャー自由が丘
大橋様の作品は毎年パリで開催されているサロン・ドートンヌ展に3年連続入選されています。
パリが芸術の都といわれる所以ともされている100年の歴史がある世界屈指の公募展であるこのサロン・ドートンヌ展は日本の巨匠、東郷青児、藤田嗣治などのアーティスト達の登竜門としても知られています。また、年に一度ニューヨークで開催される最も大規模で国際的なアートフェアであるニューヨークアートエキスポにも出品された実績がおありです。 来年11月23日より美の起原にて大橋様の個展が開催されますので是非皆様ご高覧ください。