ギャラリーでこれまで展示してきた作家の作品を中心に200点以上の作品を展示。圧巻！

先週から美の起原で開催されているのが「私のちいさなたからもの展Ⅴ～my treasure hunt」。今回で5回目を迎える小品展です。ギャラリーゆかりの作家23名（うち2名は急遽参加とのこと！）による、小さいながらも個性の光る、まさに“たからもの”と呼ぶにふさわしい作品が並びます。

各作家の作品がまとまっているので、点数が多くても見やすい

「約200点の作品が展示される20人を超えるグループ展なんて、数が多すぎて見づらいのでは？」と思われるかもしれませんが、ご安心を。作家ごとに壁面が縦に区切られていて、それぞれが小さな個展のように展示されています。作家によって展示点数も異なりますが、どの作品も見応え十分。目当ての作家がいても、思わず別の作家の作品が欲しくなってしまう――そんな展覧会です。

手前の壁は中園ゆう子さんの作品。下3点は追加された最新作！小さいのに紙本で、額の生地も素敵です

中央に展示しているtaQさんの素材は革！

初日は整理券を配布しての販売をしていたそう。点数が少なく即完売した作家もいれば、追加出品をするほど好評だった作家もいたそうです。もちろん人気は大切ですが、まだ販売されていない作品の中にも、「これを自分の家に迎えたい！」と思わせるものが数多くありました。初めての購入にも手が届きやすい価格帯で、飾りやすいサイズ感なのも魅力です。

中央に展示しているtaQさんの作品素材は革！

美の起原には、さまざまな表現や素材を扱う作家が多く集まっています。だからこの展覧会に行けば、きっと気になる作品に出会えるはず。展覧会は今週金曜日まで。小品ゆえに持ち帰りが可能で、すでに展示から旅立った作品もあるそうなので、早めにギャラリーを訪問されるのがオススメです！