先週末、美の起原のMonzo渡邉×清水潤二 2人展を見に行きました。Monzoさんは2015年、清水さんは2020年の美の起原展大賞アーティスト。ギャラリーによって才能を認められたこの2人の展覧会であれば行くしかない…!
とはいえ、作品の傾向が異なる2人。Monzoさんはデジタルとアナログを駆使した、きらびやかな画面が特徴です。
一方、清水さんは独学で身につけた堅牢な絵肌を持つ写実絵画です。
ギャラリーに入ってまず目に飛び込んだのは、一番目立つ入口近くに並んだ両作家の作品!なんだかハードボイルドな世界観です。ちょうど最終日で、おふたりたちが迎えてくれました。
会場は各作家ごとに展示構成されています。順序としては、先に清水さん、奥に進むとMonzoさんの作品というように。
女性をメインモチーフとする清水さんの作品からMonzoさんの女性像に続く展示は、異なる作風ながらも自然に2人の描く女性像を比較できて面白いです。
Monzoさんは、数あるモチーフの中から女性像とニューヨークの風景画を展示。最近はグラフィティにも力を注いでいますが、清水さんの作品に合わせて選ばれたのかなと推測しました。
清水さんは、これまで寒色を用いたクールな印象の作品が多かったのですが、今回はピンクのグラデーションを背景にした花の作品が!これは初の試みで、花も自身で生けているそう。こうした新境地を見ることができて、今後も楽しみになりました。
展覧会は既に終了していますが、ギャラリーのサイトではVR展示とWEB展覧会をしているので、ぜひチェックしてみてください!